大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

4月6日

満たされない渇きのさし絵

満たされない渇き

― 本当に満たされるもの ―

リンは、誰とも顔を合わせたくない時間を選んで、一人で井戸に水をくみに来ていた。

そこで出会った旅人が、リンにこう尋ねた。「あなたは、本当に渇いているものを、他に探していませんか」

リンは戸惑いながらも、これまで満たされないまま過ごしてきた心の渇きに、気づかされた。

旅人は続けた。「水は、また渇く。でも、心が本当に満たされる瞬間もあるはずだよ」

リンは、その日から、うわべだけの関係ではなく、心から安心できるつながりを、少しずつ探すようになった。

表面的なもので埋めようとしていた渇きの奥に、本当に満たされたい思いが隠れていることがあります。

「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」

マタイの福音書 11章28節-30節(新改訳2017)

「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。」

コリント人への手紙第一 13章4節(新改訳2017)

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」

ヨハネの福音書 3章16節(新改訳2017)