大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

3月9日

見えなかった景色のさし絵

見えなかった景色

― ものの見方が変わること ―

旅人ダンは、長い間、目の前のことしか見えず、将来への不安に押しつぶされそうになっていた。

ある老人との出会いをきっかけに、ダンは物事を少し違う角度から見るようになった。

「見えていなかったのは、目の前の景色じゃなくて、その先に続く道だったのかもしれない」

ダンは、それまで気づかなかった、まわりの人の優しさや、小さな希望に、目を向けられるようになった。

世界は変わっていなかった。変わったのは、ダン自身のものの見方だった。

状況が変わらなくても、見方が変わるだけで、見える景色はまったく違ってくることがあります。

「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」

マタイの福音書 11章28節-30節(新改訳2017)

「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ──主の御告げ──それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」

エレミヤ書 29章11節(新改訳2017)

「あなたの重荷を主にゆだねよ。主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支え、とこしえに動揺しないように計らってくださる。」

詩篇 55篇22節(新共同訳)