大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

2月14日

灯りが消えた日のさし絵

灯りが消えた日

― 頑張りすぎた後に訪れる空白 ―

陶芸家のユマは、長い間、休まず作品を作り続けてきた。まわりからの期待にも、懸命に応えてきた。

ある朝、いつものように工房に立ったユマは、粘土を前にして、何も手が動かないことに気づいた。

「やる気が出ない」「何をしても、むなしい」。そんな思いだけが、頭の中を占めていた。

師匠がやってきて、静かに言った。「ずっと灯りをともし続けてきたんだ。少し休んでもいいんだよ」

ユマは、久しぶりに何も作らない日々を過ごした。しばらくして、少しずつ、また土に触れたいという気持ちが戻ってきた。

頑張り続けた末の空白は、弱さではなく、休むべき時が来たしるしなのかもしれません。

「主は心の打ち砕かれた者をいやし、彼らの傷を包む。」

詩篇 147篇3節(新改訳2017)

「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、すべての理解を超えた神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」

ピリピ人への手紙 4章6節-7節(新改訳2017)

「心の楽しみは良い薬である、たましいの憂いは骨を枯らす。」

箴言 17章22節(口語訳)