2月4日
離れていく手
― 見守ることも愛の形 ―
エマの息子は、ある時期から、口数が少なくなり、部屋にこもる時間が増えていった。
エマは何度も声をかけたが、返ってくるのは、そっけない返事ばかりだった。
エマは寂しさを感じながらも、無理にドアを開けようとするのをやめた。
その代わり、毎晩、ドアの外に、温かい食事だけを、静かに置くようにした。
数年後、息子が言った。「あの頃、何も言わずにいてくれたこと、実はちゃんと覚えてるよ」
手を離すことも、そっと見守り続けることも、どちらも変わらない愛のかたちです。
「見よ、子供たちは神から賜わった嗣業であり、胎の実は報いの賜物である。」
詩篇 127篇3節(口語訳)
「若者をその行く道にふさわしく教育せよ。そうすれば、年老いても、それから離れない。」
箴言 22章6節(新改訳2017)
「思いわずらいを、すべて神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」
ペテロの手紙第一 5章7節(新改訳2017)