大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

1月26日

その日ぶんの糧のさし絵

その日ぶんの糧

― 今日一日を信頼して生きること ―

長い旅の途中、ある村では、毎朝、不思議な糧が地面に降りているのを見つけた。

村人たちは、その日食べる分だけを集めるように言われていた。

欲張って多めに集めた者もいたが、翌日にはすっかり傷んでしまっていた。

必要な分だけを、毎朝信頼して集めた者たちは、いつも新鮮な糧を口にすることができた。

村の長老は言った。「明日の心配を、今日のうちに抱え込まなくてもいいんだよ」

明日の分までいっぺんに背負おうとせず、今日という日を、丁寧に生きること。

「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」

マタイの福音書 11章28節-30節(新改訳2017)

「人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。」

箴言 16章9節(新改訳2017)

「あなたの重荷を主にゆだねよ。主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支え、とこしえに動揺しないように計らってくださる。」

詩篇 55篇22節(新共同訳)