大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

4月9日

三度の否認、三度の赦しのさし絵

三度の否認、三度の赦し

― 失敗からの回復 ―

漁師ペイは、大切な人が危険にさらされた夜、恐怖のあまり、三度もその人との関係を否定してしまった。

夜が明けたころ、ペイは自分のしたことに気づき、深い後悔と共に、激しく泣いた。

「もう合わせる顔がない」と、ペイは自分を責め続けた。

けれど、再び会った時、その人は責めることなく、ペイに三度、こう尋ねた。「私を大切に思っているか」

ペイは、その問いに答えるたびに、自分がもう一度信じてもらえていることを、実感していった。

大きな失敗をしても、それで終わりだと決まったわけではありません。やり直す機会は、静かに用意されていることがあります。

「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」

イザヤ書 41章10節(新改訳2017)

「主は心の打ち砕かれた者の近くにおられ、霊の砕かれた者を救われる。」

詩篇 34篇18節(新改訳2017)

「主は心の打ち砕かれた者をいやし、彼らの傷を包む。」

詩篇 147篇3節(新改訳2017)