1月8日
道のはたで倒れていた人
― 隣人を大切にすること ―
山道の途中で、一人の旅人が盗賊に襲われた。持ち物を奪われ、道のはしに倒れたまま動けずにいた。
通りかかった役人は、忙しさを理由に足早に通り過ぎた。次に通りかかった商人も、目をそらして去っていった。
最後に通りかかったのは、旅の職人ナオだった。ナオは立ち止まり、傷を見て、水をわけてやった。
ナオは自分の荷物を軽くしてまで、旅人を近くの宿まで運んだ。宿の主人に、必要な分の代金を渡した。
後日、この話を聞いた人が「なぜそこまで」と尋ねた。ナオは答えた。「困っている人の前で、通りすぎない人でいたかっただけです」
誰が隣人かは、立場や肩書きでは決まりません。目の前の人に、足を止められるかどうかで決まるのかもしれません。
「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」
イザヤ書 41章10節(新改訳2017)
「主は心の打ち砕かれた者の近くにおられ、霊の砕かれた者を救われる。」
詩篇 34篇18節(新改訳2017)
「主は心の打ち砕かれた者をいやし、彼らの傷を包む。」
詩篇 147篇3節(新改訳2017)