3月6日
兄の心の中
― 妬みと役割への不満 ―
ケントは、長年まじめに家業を手伝い続けてきた。弟が家を出て行った後も、黙々と働いていた。
ある日、放蕩の限りを尽くした弟が、みすぼらしい姿で帰ってきた。父はすぐに盛大な宴を開いた。
ケントは複雑な思いを抱え、その輪に加わらなかった。「まじめにやってきた自分には、何もしてくれなかったのに」
父はケントのもとへ来て、静かに言った。「お前はずっと私のそばにいてくれた。それこそが何よりの宝だったんだよ」
ケントは、自分が気づかずにいた恵みの大きさに、少しずつ気づき始めた。
当たり前のように感じていた日々の中にも、気づいていなかった恵みがあるのかもしれません。
「できれば、せめてあなたがたは、すべての人と平和に暮らしなさい。」
ローマ人への手紙 12章18節(新共同訳)
「主は心の打ち砕かれた者の近くにおられ、霊の砕かれた者を救われる。」
詩篇 34篇18節(新改訳2017)
「お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。」
エペソ人への手紙 4章32節(新改訳2017)