大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

3月3日

誰かが気づいてくれるのさし絵

誰かが気づいてくれる

― 一人の暮らしにも、つながりを ―

タケシは、連れ合いを亡くしてから、長い間、一人で静かに暮らしていた。

「誰にも気づかれず、このまま一人で人生を終えるのだろうか」。そんな不安が、時々、心をよぎった。

隣に住む家族が、ある日から、毎朝の新聞受けを、さりげなく気にかけるようになった。

「新聞が溜まっていたら、声をかけますね」。隣人は、軽い調子でそう言った。

タケシは、その何気ない気づかいに、静かに救われる思いがした。

大げさな関わりでなくても、誰かがそっと気にかけてくれることが、大きな安心になります。

「人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。」

箴言 16章9節(新改訳2017)

「あなたの重荷を主にゆだねよ。主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支え、とこしえに動揺しないように計らってくださる。」

詩篇 55篇22節(新共同訳)

「イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変わることがありません。」

ヘブル人への手紙 13章8節(新改訳2017)