大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

2月26日

手のぬくもりのさし絵

手のぬくもり

― 変わる時代の中で、自分の役割を見つめ直す ―

職人のトウマは、機械や新しい技術が、自分の仕事をどんどん代わりに担っていく様子を見て、不安を感じていた。

「いつか、自分の仕事は必要なくなるかもしれない」。そんな思いが、頭から離れなかった。

ある日、トウマの手作りの品を買いに来た客が言った。「これを選んだのは、あなたが作ったものだからです」

トウマは、効率だけでは測れない何かが、自分の仕事にはまだあるのかもしれないと感じた。

トウマは、新しい技術を学びながらも、自分にしかできない手のぬくもりを、大切にし続けることにした。

時代が変わっても、人にしか届けられない何かは、簡単には消えないのかもしれません。

「あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。」

箴言 16章3節(新改訳2017)

「ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります。」

マタイの福音書 6章34節(新改訳2017)

「何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から行いなさい。」

コロサイ人への手紙 3章23節(新改訳2017)