大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

10月13日

希望を捨てなかった受験生の冬のさし絵

希望を捨てなかった受験生の冬

― 努力が報われない時期をどう過ごすか ―

何度模試を受けても結果が伸びないタクトは、「自分には無理なのかもしれない」と何度も心が折れかけた。

担任の先生は「結果より、今日机に向かったことを認めてあげて」と繰り返し伝えてくれた。

タクトは結果ではなく、日々の積み重ねに目を向けるよう、少しずつ意識を変えていった。

合格発表の日、タクトが真っ先に思い出したのは、あの先生の言葉だった。

結果がすぐに出ない時期こそ、積み重ねている過程そのものに、価値を見出してもよいのです。

「あなたの重荷を主にゆだねよ。主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支え、とこしえに動揺しないように計らってくださる。」

詩篇 55篇22節(新共同訳)

「人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。」

箴言 16章9節(新改訳2017)

「思いわずらいを、すべて神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」

ペテロの手紙第一 5章7節(新改訳2017)