1月19日
大きな倉を建てた男
― 本当の豊かさとは何か ―
富農のタオは、その年、思いがけないほどの豊作を迎えた。倉に入りきらないほどの実りだった。
タオは考えた。「もっと大きな倉を建てよう。そこに全部しまい込んで、あとは安心して暮らせばいい」
倉を建て終えた夜、タオは満足げにつぶやいた。「これでもう、何年分も安心だ」
けれどふと、こうも思った。「この蓄えは、誰のために使うのだろう」
タオは次の年から、実りの一部を、困っている村人たちにも分けるようになった。
蓄えることそのものより、それを何のために、誰のために使うのかが、豊かさの本当のかたちなのかもしれません。
「金銭に執着しない生活をし、今持っているもので満足しなさい。」
ヘブル人への手紙 13章5節(新共同訳)
「わたしの神は、御自分の栄光の富に応じて、キリスト・イエスによって、あなたがたに必要なものをすべて満たしてくださいます。」
フィリピの信徒への手紙 4章19節(新共同訳)
「まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。」
マタイの福音書 6章33節(新改訳2017)