6月8日
誰かの中に残るもの
― 忘れられることへの不安 ―
キョウコは、自分が死んだら誰の記憶にも残らないのではと、時々不安になった。
ある日、道で困っていた人に、傘を貸したことがあった。
数年後、その人と偶然再会し、「あの時の傘、忘れられません」と言われた。
キョウコは気づいた。小さな親切も、誰かの中にずっと残っているのだと。
忘れられることを恐れなくても、あなたの優しさは誰かの中に残っています。
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」
マタイの福音書 11章28節-30節(新改訳2017)
「あなたの重荷を主にゆだねよ。主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支え、とこしえに動揺しないように計らってくださる。」
詩篇 55篇22節(新共同訳)
「思いわずらいを、すべて神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」
ペテロの手紙第一 5章7節(新改訳2017)